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構造設計

 構造設計室では、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、壁式鉄筋コンクリート造、免震構造等、全国各地の様々な建物の構造設計を専門に行っています。
  

 構造設計でまず考えなくてはならないことは、建物の安全性を十分に確保できるように構造計画を行うことです。

 具体的には、建物の自重、積載荷重、外力(土圧、水圧、積雪荷重、風圧力、地震力)に対して必要な柱・梁・壁などの配置を建物全体のバランスを考慮しながら計画します。その上で構造計算を行います。

 計算値が規定値に収まっているから、設計が完了する訳ではありません。建物の耐震性能やコストに見合うように、適正と判断される部材断面等を決める必要があります。これは長年の経験と学習から得られるものであり、誰もが一朝一夕にできることではないと考えます。

 

 そこで私たちは、技術者個人の経験だけではなく、複数の技術者の目による検証を行うことにより、これまで培ってきたノウハウを設計に活かすことを考えました。
 これが当社独自の設計品質検証システム(KS -DRS:Katahira Sekkei Design Review System)であり、構造計画段階から運用することにより、品質を高めた設計図書をお客様に提供できます。
 また検証結果を共有することにより、さらなる設計品質の向上と若手構造技術者の育成にも役立てています。
 

 お客様に満足いただける、責任ある成果品を提供することを常に心がけ、全力で取り組んでいます。



 

設計PT:案件の特徴や難易度に応じて、博士号又は構造設計一級建築士の資格を有する技術者を中心に設計チームを構成し、構造設計方針等を事前に確認します。
 
1次検証・確認:技術責任者による検証と確認
 
最終検証・確認:品質責任者および管理建築士による検証と確認